日本は世界一の鶏肉の輸入国で鶏料理の中でもから揚げが人気ですが、シンプルながら作り方が難しい料理の一つです。

さまざまな味のから揚げを作っておもてなし

シンプルながら奥が深いのがから揚げ

さまざまな味のから揚げを作っておもてなし 日本人の鶏肉大好きは数字にも表れていて、一年間におよそ200万トンの鶏肉が消費されているそうです(世界第8位)。そのうち、6割の120万トンを国内で生産し、残りの4割80万トンは輸入に頼っているといいます。なんと、鶏肉の輸入量では大国ロシアを抜き、日本が世界第一位になるそうで、輸入先の9割がブラジルからのもの。鶏肉は牛肉や豚肉に比べて安い印象がありますが、私達がリーズナブルな鶏料理を食べられるのは、こうした輸入肉があるおかげなのですね。ちなみにブラジルからの輸入鶏肉は、日本人が好む味が濃厚なモモ肉がほとんどであり、業界では通称“ブラモモ”と呼ばれているそうです。

そんな輸入量が多い鶏肉で作られる料理といえば、やはりから揚げですよね。あの噛んだ瞬間にサクッという衣、ジュワッと広がる肉汁、カロリーが少々高いとわかっていても、つい手が伸びてしまうのがから揚げです。そのから揚げの作り方は、下味を付けて油で揚げるというシンプルさですが、単純なものほど難しいという料理であるのは、作った事がある人なら実感してしまいますよね。どのように作っても絶対と言っていいほど不味くはならないけど、かといって美味しいと評判のお店のから揚げのようには作れない代表のような料理です。下味がよく染み込んでいなかったり、肉汁がなくパサパサになったり。衣や調味料の配合を工夫してみたり、揚げる温度に気を配ったりと、その試行錯誤がこれほど楽しい料理は他にはないと言っていいほどです。いつかは食べる人をうならせる味が作れそうと、夢を見させてくれる料理でもあり、そのような理由も家庭で人気がある秘密と言えると思います。